

ノギスってあると便利とは聞くけど
使い方が分かりづらいんですよね。

そうですね。
読み方が分からなくて持っているけど
使っていないという方も結構多いですよ。

使い方を教えて欲しいし、
自分に合ったノギスの選び方も
知りたいです。
では、まず大まかに2種類紹介しますね。
デジタルノギスと昔ながらの金属の(読みにくい)ノギスの2種類です。
価格的には、デジタルノギスも今はだいぶお手頃になっているので、デジタルでないノギスとそんなに変わりません。
ただ、デジタルノギスは電池を用意しておかないと使いたいときに電池切れということがあるので注意が必要です。
電池のランニングコストくらい気にならないよという方や、電池を常備すること(在庫管理)くらい問題ないよという方にはデジタルもアリかなと思います。
みにあーきのオススメは精度が高い、昔ながらの方です。
ミニチュア制作で精度が気になる方はデジタルではない方を選ぶと良いかもしれないです。
では、一度覚えてしまえばホントに便利なノギスの測り方と読み方をお伝えします。
【測り方】
まず外側の寸法(外寸)を測る方法
ザックリなら金尺でも測れそうですが、ノギスなら画像のように挟み込む感じで一番幅のあるところを正確に計測できます。
次に内側の寸法(内寸)を測る方法
ふたつ上の画像と見比べてみてください。
逆向きにして外側が垂直になっている小さい方を使います。
これがノギスの真骨頂ですよね?
このようにカップの底の方の内寸も測れます。
【読み方】
外寸も内寸も同じ読み方です。
まず、スライドするパーツの目盛り0の位置から本体の目盛りの数字を見ます。
上の画像では①で約12㎜ですね。
次にもう一度スライドするパーツの目盛りを見て、本体との線がいちばん一直線に見える位置を探します。
画像では②の4が最も一直線に近いように見えます。
よって、こちらのマグカップの取っ手を含む外寸は12.4㎜ということです。
内寸で練習してみてください。
わかりましたか?
上の画像では本体の目盛り①が約6㎜ですね。
※7㎜の方が近いですが、このあと小数点を見ますので内輪で見るのがポイントです!
次にスライドするパーツの目盛りを見て、線がいちばん一直線に見える位置を探すと…
画像では7が最も一直線に近いように見えます。
よって、こちらのマグカップの底の内寸は6.7㎜ということです。
このようにノギスは複雑な形のものを測るのにとても便利なんです。
今回この記事を書いてみて、ドールハウスなら木工よりも食器だったりフードを作る方にオススメかも!と思いました。
みにあーきは ↓↓↓このノギスを使っています↓↓↓
シンワ測定 19892:高級ミニノギス 70mm
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