建築模型をきれいに見せるコツは、水平・垂直・直角を揃えること
わかっててもなかなかできないんだよね。
切る時にコツがあるんですよ。
揃えたいけどできないんだよーという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
上下左右をブレなくまっすぐ切るコツ
一般にカッターで物を切る場合、定規にカッターの刃を沿わせて曲がらないように切っていると思いますので、上下左右のブレは定規の押さえ方、切り方さえ間違っていなければ大丈夫です。
基本的なことですが意外と知らない方もいらっしゃるかもしれないので念のためお伝えしておきます。
・切りたいものと定規は一緒に押さえること。
押さえ方のコツ
・カッターを定規に押し付けないこと。
逆も同じです。
押し付けると押さえている方の手にも負担がかかって疲れやすくなりますし、定規がズレる原因にもなります。
・1回で切ろうとしないこと。
1回で切ろうとするとしっかり押さえつけないと動いてしまいますよね?
危険ですし力を入れすぎると疲れるので、一定の力で数回に分けて切るのがおすすめです。
同じラインで切れなくて断面がキレイにならない方は、切るという意識からカッターの刃が1度目と同じラインを通るようにするくらいの意識で練習すると良いと思います。
断面を垂直に切るコツ
断面を真っ直ぐ切るコツは、カッターの刃を切る物に対して直角にすることを意識する。
これだけです。
参考画像(材料:スチレンボード)
直角
曲がっている
動画でも確認してみてくださいね ⇨ youtube
何度もワークショップなどをさせていただいて気がついたのですが、定規は真っ直ぐにしていても、カッターの「刃の角度」は曲がってる方がほとんどなのです。
「切る場所、合ってるかな?」「真っ直ぐかな?」と思って、ついカッターの刃が定規に当たっているところをのぞいてしまっていませんか?
これが断面が真っ直ぐにならない原因です。
刃先が「曲がっている」の写真のようになって、断面が斜めに切れてしまいます。
紙のようにあまり厚さがない物を切る場合はそれほど問題ないのですが、厳密には断面は斜めになっていたりよれたりしています。
厚みのある木の板やスチレンボードを切る場合は、それが目立ってしまうのです。
カッターの刃を真っ直ぐにすれば真っ直ぐ切ることができます。
この記事を読んでカッターが斜めになっている可能性に気が付いたみなさんは改善できると思います。
建築模型は、水平・垂直・直角がピタッと揃うとそれだけで仕上がりもきれいですし、説得力が違いますので普段から直角を意識することをオススメします。
簡単ですので是非、お試しください。
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