ドールハウスやミニチュア家具の長さを揃えるコツ
今回は長さが揃わない問題を解決する方法をお伝えしたいと思います。
先日はミニチュア木工家具を作るコツで、ミニチュア家具をガタつきなく作るにはとにかく真っ直ぐ切るのが大事っていうことを書きましたが家具のの脚などは長さが違っても歪んでガタついてしまいますよね?
ワークショップでミニチュア家具が苦手な方が何に苦労しているか聞くと
・まっすぐにならない(平行・垂直にならない)
・長さが揃わない
という方が圧倒的に多いのです。
ちゃんと定規で測って印もつけて切ってるのに
バラバラになっちゃう
実はそれが原因かもしれないんです
早速、1つの材料から幅や長さを均一に切り出す方法を例にコツをお伝えしたいと思います。
コツ① 印付けは カッター でする。
例えば、1本の角材から均一の長さのものを4本切り出すとします。
定規で長さを測ったのに、4本が4本とも微妙に違うということはありませんか?
真っ直ぐ切れているのに長さが違う方はおそらく、シャープ(鉛筆)などで印を付けているのではないでしょうか?
シャープ(鉛筆)で印を付けている方は意外に多いのですが、実はそれが長さが揃わない原因のひとつなのです。
えー!
印がわからなくならないように
シャープペンでしっかり3回くらい
なぞってた……
それだと1mmくらいズレてしまいそう
ドールハウスだと1.2cmのズレに
なってしまいます
シャープの芯は意外に幅がありますし、定規の目盛りも意外と幅があります。
シャープ・定規の小さな誤差が重なって合わなくなっていくんです。
コツ② その都度測るのではなく、一度切ったものを定規にしてカッターで印をつける。
サムネ画像がその過程を撮影したのもです。
「知らなかったー」という方は覚えておいて損はないですよ。
カンタンだし、やると全然違うので少しでも練習するといいのですが、定規やカッターはある程度よい道具でやった方がいいです。
道具が成長を助けてくれることって本当にあるので試す価値はあるかなと思います。
水平・平行を意識して真っ直ぐ切るコツも書いています。
youtube(5分)でお話しましたのでご覧くださいね。
コメント