プロクソンのスーパーサーキュラーソウテーブルを導入しました
ドールハウスの制作歴11年目。
板をカットできるような電動工具を買うのは初めてです。
今まで手切りだったことに驚く方もいらっしゃると思います。
若いころは手切りでも正確に切れるし、電動工具いらなくね?
と思っていましたが、最近はとにかく疲れるんで購入を決断。
ところが、ネット情報が少なくて1年くらい迷っていました。
読んでくださってる方もそうだったりしませんか?
情報少なくてよくわからないという方いらっしゃると思います。
細かくチェックしてみたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
箱に入っていたもの

【スーパーサーキュラーソウテーブルの特徴】
■寸法:300x260x170mm (横幅は500mmまで伸縮)
■重量:5.8kg
■スライドテーブル装備:幅260~500mm
■ブレードの高さ調整:0~26mm(ブレード85mmの場合)
■定格使用時間:15分
・小型の丸鋸盤で刃の角度は0°~45°に調整が可能
・刃の交換ができる
・刃の回転数調整ができる(3500~6000回/分)
・ガイドが2種類(直線、角度)がある
・刃の高さは本体正面の高さ調整ノブを使って垂直で最高約27ミリまで可能
刃を目いっぱい出した状態
完全に収納した状態
45°に傾けた状態
【使う前の準備】
使用前に本体の横のフタを開けて、中にあるスペーサーを取り外します。
(けっこうギュウギュウに入っているため、気を付けて作業した方がよいと思います)
その後、セーフティーカバーの取り付けをします。
(↓画像は撮影のため、セーフティーカバーの取り付けていない状態です)
【使った印象】
付いている丸鋸の刃を使用。刃の角度は垂直でカットした際のレビューです。
作業の内容
300mm×450mm厚み3mmの木板(べニア板)から210mm×300mm2枚を切り出しました。
※前提として
私の作業机が60cm×45cmと小さいため、直線用ガイドが刃から95mm程度の距離しか取れず、ガイドが使えない作業になってしまいました。
また、そのような状態のため、角度ガイドを0°にして使ってカットできる距離が短かく、前後を入れ替えカットをしても中央部分が10cm程度残ってしまうことに…。
そのため、ガイドを使ったカットはあきらめて、鉛筆でカット線を書き、ガイドなしで切り出すことにしました。
スライドテーブルを引き出した状態
足もついているので安定して使えます。
作業スペースが広い場合や、切り出す寸法によっては、ガイドやスライドテーブルを使ってカットできて便利だと思います。
角度調整ノブの使用感
刃の角度は、本体正面にある角度目盛を目安に合わせて使えば、ほぼほぼ垂直にできます。
動きは少し重たく、角度調整ノブを回し固定するときは両手を使って丁寧にしないとずれてしまいました。
私は角度調整はかなり慎重にするタイプなので大丈夫でしたが、面倒に感じる方も多いかもしれません。
今回は五寸法師(シンワ測定株式会社製)や、アルミブロックなどで垂直を確認し微調整しました。
【気になった点】
1点目
テーブルの平面がわずかに歪んでいる点です(個体差かもしれません)
テーブルと金尺の間にスキマができています。
テーブルの四方端部は水平なのですが、中央付近に下がっている部分がありました。
もし歪んでいたら刃の角度変更するときは確認することをおすすめします。
2点目
本体内部に溜まる木くず
↑掃除機を接続して吸い出せるようですが未接続で作業してみた様子。
↑集塵機接続口から掃除機を接続したときの様子。
大量に切り出すときは、作業中にチェックしながら掃除機等で掃除をしながらの方が良いと思います。
まとめ
・体力的には非常に楽になりました。
・正確性については少しクセはありますが、それを把握していれば問題なく使えると思います。
・動作音は小型の電動工具としてはやや大きく感じました。
・テーブル自体は滑らせやすく木板をスムーズに動かすことができたので、ガイドなしでも何となくまっすぐにカットができました。
・木くずは少し飛びますが大半は本体内に落ちていきます。
ミニチュアでも少し大きめのハウス系が多い方、同じ寸法での材料の切り出しが多い方には便利だと思いました。
消費電力やその他詳細はこちらから確認していただけます⇩
以上です。
参考になったら嬉しいです😊
※リンクはアフィリエイトを含みます
コメント