なぜ現場ではCADしか使われていないのに、試験は手描きなの？
こんな疑問で勉強に集中できずにいませんか？
実は私が生徒さんによく聞かれる質問の一つでもあります。
そこで、1級建築士で、5年間2級建築士の設計製図試験の講師をしている立場で推察しました。
理由は2つ考えられます。
（あくまでも推察です）
１.ご存知の通りCADにはいくつか種類がありますよね。
独禁法の問題で1社には決められませんし、なかなか今年はAutoCAD 、来年はVectorWorks、その次はJw…というわけにはいかないから。
２.CADは理解していなくてもある程度描けるように出来ていますよね。
手描きはCADと違って製図の基礎力がないと描けないので、きちんと構造を理解できているか判断するのに適してるから。
毎年のように議題に上がるという噂もありますし、今年は特にこのコロナ渦でCADに変わるかも…と思っている方もいるでしょう。
私もいずれは変わるかもしれないと思っています。
ただ、CADソフトをどうするか、試験の内容・方法をどう整えるか、など決めることが多く時間が掛かるのでなかなか変えられないというのが実情なのではないかと推察します。
今年は行われるかわからなくて勉強が手につかない
という方も多いですね。
コロナで試験が行われるかどうか不安もあると思います。
でも、発表を待ってから勉強しても遅いです。
会場を増やして席の間隔を広く取るかもしれないし、窓を開けて行うかもしれないです。
2年目・角番のみなさんも、そのあたりはいろいろ想定しながら、試験は行われる前提で対策するしかないと思います。
なかったとしても知識は来年に活かせます。
集中してがんばりましょう！
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